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2025.10.15

公開直前!ティーン限定お悩み相談会 公式レポート

TikTokでの紹介動画再生回数が200万回を超える大反響を記録した、衝撃の恋愛小説を実写映画化した『恋に至る病』(10月24日公開)。10月14日には秋葉原 UDX シアターにて「公開直前!ティーン限定お悩み相談会」が実施され、W主演の長尾謙杜と山田杏奈が参加した。

この日のイベントの趣旨が「お悩み相談会」ということで、最近の悩みを添えて挨拶する事に。まずは内気な男子高校生・宮嶺望を演じた長尾。「さっきまで悩みがなさ過ぎて何を話そうかと悩んでいたけれど…」と苦笑いしつつ「そういえば昨日、家のポストから色々と配達物を出したなと思い出して。僕は配達物を溜めてしまう癖があるのでそれが悩みです。『取らないと取らないと』、と思いつつ溜めてしまう。これからは出来るだけ溜めないように毎日ポストを見ようと思います」と明かして自己解決していた。宮嶺が転校してきた学校の人気者・寄河景を演じた山田は「私の悩みは、仕事で夜遅めに帰って来たりすると、日中の分を取り戻そうと夜更かしをしがち」とお悩み告白。これに長尾は「それ、わかります」と共感していた。

今回のイベントに集ったのは一般ティーン約100名。そんなティーン達を前に長尾は「劇中で僕らが演じたキャラクターと同じ年齢の方が多いと思うので、皆さんの反応が楽しみです」とワクワク顔。山田も「撮影中はティーンの皆さんに観ていただくことを想像しながら撮っていたので、皆さんを目の前にしてそろそろ映画が公開されて届くのかと思うと楽しみです」と迫る全国公開に期待を膨らませていた。

 

また本作の魅力を聞かれた長尾は「この映画は出会いがキーです。宮嶺と景が出会うことで映画が始まるし、出会いによって色々な結末に至ります。人との出会いとは出会うべくして出会うことが多いと思うし、周りを巻き込んで変わっていくのが本作の魅力でもあるので、出会いに注目してほしいです。ラブストーリーの作品は沢山あるけれど、この映画は見たことのないラブストーリーになっていて、唯一無二の映画になっています」と熱弁した。山田も「宮嶺と景の人生の中で鮮烈な体験をして、それをリアルなティーン世代が観たらどう思うのだろうかと。刺激的な事が起こるのを興味深く観ていただけるはずです」とPRした。

そして二人は風船などで特別に装飾された舞台中央の紫色のソファーに着席し、お悩み相談会がスタート。「朝から元気でいたいけれど、元気でいるのは苦手」という相談に長尾は「苦手ならば普通でいいのでは?」とズバリ即答。元も子もないクールな答えに山田が苦笑いすると、長尾は「あまり僕は普段から相談に乗ることがなくて。こんな感じなので相談することもないし、相談されることもない。相談というものとは平行線で生きてきたので、今日初めて交わりました。なので100人のティーンの相談に乗ることに緊張しています!」とぶっちゃけた。それでも長尾は「無理して元気でいるよりも、自分の素でいる事の方が素敵だと思う」と芯を突くような答えを導き出していた。

 

「好きな人は短めの髪型が好きだという。私はロングなので短くすべき?」とのお悩みに山田は「自分としてロングが好きならばロングを貫くべき」とズバッと言うと、長尾も「髪型を短くした時に、好きな人が自分を好きになってくれる確証はないので、自分が一番可愛いと思っている髪型にする。自分に自信を持っている女性の方が絶対に可愛いと思うから」とズバリ。これに会場のティーンから拍手が送られると、長尾は「よっしゃ!」と御名答にガッツポーズだった。

 

「挨拶程度しか言葉を交わさない気になる人との距離の縮め方」を聞かれた長尾は「挨拶を交わすならばメッチャ知人。もう他人ではない。後は名前を聞くだけ」と大胆アドバイス。山田が困惑すると「俺は誰にでも話しかけるから悩まないのかも。お店で隣でご飯を食べている人にも話しかける。初めて行った店だと隣の人に『それ美味しいですか?』と聞いてしまう」とコミュ力お化けぶりを発揮。山田から「皆が皆、長尾さんみたいにポンポン喋れるわけではない」と驚かれると、「え?今、俺怒られている…?」とションボリしたものの、長尾は「好きならば好き!と言う。え?ダメ!?」とあくまで積極的だった。

 

「学校もバイト先も同じ先輩と帰り道に一緒に帰ったり、急に下の名前で“ちゃん”呼びされるようになった。これは脈ありですか?」とのご相談には「これは脈ありですか…?って皆こんな事を思っているんだ。この企画楽しい!」と長尾は甘酸っぱい相談にキュンキュン。バイト終わりに一緒に帰宅している事に対して「一緒に帰っているの!?好きやんっ!」と感極まってソファーのひじ掛けに顔をうずめていた。そして山田が「私は脈ありに一票を投じたい!」と言うと、長尾も「“さん”から“ちゃん”呼びに変えるのには何かしらあるはず。もっとガツガツと自分の想いを伝えていった方がいい。その方が後悔しないから」とエールを送っていた。

 

「初対面でも話が弾みやすそうなおススメの話題は?」との問いに、かつて初対面の相手からクイズを出されて間が持ったという経験の持ち主の山田は「なぞなぞ。ヒントを聞いたりしてそこそこの長尺で話が出来たから」とアドバイス。長尾は「趣味を聞くのはあるあるだけれど良いのでは?あとは名前の漢字の書き方を聞いたりする」と具体的に述べるも「自分の興味のある事をラフな感じで話したらいい。皆ラフに生きた方がいい。脈あるなし、気にせずに」とありのままで生きる大切さを説いていた。

最後に山田は「今日はとても楽しかったです。皆さんの考えや悩みに触れられた気がしてこちらも嬉しいです。そんな皆さんに届くような映画になっていたらいいなと思います」と期待。長尾は「相談してもらうこともなかったので、いい経験が出来て楽しかったです。答えた質問のその先も、皆さんのこれからの成長も気になりました。まるで親みたいな事を言っちゃったけれど…。話しかけ方で言うとこの映画の中で宮嶺が景に初めて話しかけてくれるシーンでは大胆に話しかけているので、それも参考にしてもらえたらと思います。恋愛要素やミステリー要素もある映画なので自分に置き換えるのも良いと思うし、色々な観方で楽しんでいただければと思います」と呼び掛けていた。